普通の遠近両用レンズの特徴は

2019年02月09日(土)

Category: こだわり, メガネのお話, 商品紹介, 目のお話

昨今、遠近両用レンズといっても、数えきれないくらいの種類のレンズがあります。
ひとつのメーカーの中でもグレードから設計からいろんな種類があります。
これは、使用状況に応じて使い分けをするわけなのですが、一般の方にはどう選んでいいかわからないと思います。

まず、今日は、一般的に遠近両用といえばどのようなものかを簡単に説明したいと思います。

普通の遠近両用と言えば、上の図のようなもの。
上の方が遠くを見る度数、下の方は近くを見る度数、この間はゆるやかに度数が変わっていて、見える距離もゆるやかに変わります。
一般的な遠近両用は、遠くを重視しています。遠くを見る範囲を広くしてあります。なので、手元はどちらかというとサブ的なもので、見える範囲は度数があがるほど狭くなります。
この1本で、すべての距離を賄おうというのは、少し無理があります。

普段の生活で遠くを見ることが多く、手元を見るのはサブ的で良い場合はこのタイプがよいということになります。

次回につづく。