キャタラクトレンズ

2014年04月18日(金)

Category: メガネのお話, 商品紹介, 目のお話

最近は、一年に数回しかお目にかからない特殊なレンズ、キャタラクトレンズ(レンチキュラーレンズ)。
度数が強いため、普通のレンズで制作すると分厚すぎて重いので、レンズの中心部分だけ度数を持たせたレンズです。
昔は白内障の術後のメガネのレンズで当店にもたくさん在庫していました。
今は、術後のレンズとしては使うことはほとんどなくなりました。また、レンズの材質と性能の進化により、ある程度の度数まではこのレンズを使わなくても済みます。日の丸に似ていることから、国光レンズとも言われていました。
キャタラクトレンズ
最近は、シームレスと言って境目が目立たないレンズがほとんどです。
境目のあるレンズもまだ存在します。
キャタラクトレンズ
度数が非常に強いレンズなので、光学中心と目の位置をしっかり合わせないといけません。