Instant WordPress でローカル環境構築

2016年01月15日(金)

Category: IT関係, こだわり, 磨く (tag: )

覚書の意味も含めて、WordPressのサイトをリニューアルするにあたって、まずはローカル環境を構築する手順を記します。
ローカル環境を構築する方法はいろいろありますが、私が今回使用したのはInstant WordPressです。とっても簡単。ちょっとだけ手を加えて使いやすくする必要がありますが。
USBに入れれば、USB内でローカル環境構築もできます。

Instant WordPress

Instant WordPressをダウンロードして設置

http://www.instantwp.com/
ここから、ダウンロードして、構築したい場所に解凍し設置します。

WordPressのバージョンを最新にする

場所は「iwpserver/htdocs/wordpress」の中にあります。wp-config.php以外のファイルを差し替えます。
今回は、ログインして、最新版に更新するボタンですぐにできました。
ユーザー名は「admin」、パスワードは「password」です。wp-config.php内の変更すればパスワードなどは変更できます。

「Instant WordPress」から開かれるブラウザを変更

InstantWP.exeをクリックすると起動するのですが、使ってないIEのブラウザで開かれてしまいます。
面倒くさいので、いつも使うブラウザに変更しましょう。
「iwpserver/pms_config.ini」の中の

BrowserPath= ../system/InstantWP_GUI.exe

を起動したいブラウザの場所を指定します。
私は、chromeを使っているので、以下のようにします。

BrowserPath= "C:\Program Files (x86)\Google\Chrome\Application\chrome.exe"

こうすると次からchromeで開かれるようになります。

既存のデータベースをアップロード

既存のHPのテーマを作るには、データベースがないと出来ません。なので、今使っているデータベースをダウンロードして、アップロードします。
手順は、契約しているサーバーのMysqlAdminにログインして、必要なデータベースをエクスポートします。
するとsqlファイルができるので、
「MySQL Admin」を開いて先ほどのsqlファイルをインポートしましょう。
MySQLのユーザ名とパスワードは「root」と「空欄」です。

ここで、sqlファイルが大きい場合、インポート出来ずにエラーになります。
「Instant WordPress」のアップロードサイズを変更しましょう。
「iwpserver\server\config_tpl\php.ini」の中の

upload_max_filesize = 8M
post_max_size = 8M
memory_limit = 128M

ここのサイズをアップロードするファイルより大きい数値に変更。するとインポート出来るようになります。

既存のサイトのアップロードした画像などをコピーする

新しくテーマを作るにしても、すでにアップロードしている画像を使用するはずです。なので、その画像は事前に戻しておかないといけません。
サーバーの中の「/wp-content/uploads」をローカルの方にそっくりコピーしましょう。
かなりの年数を使用していると中身の量が半端ないと思います。私は今回3000ファイルくらい入っていました。

作りたいテーマを作る

これでほぼローカル環境は完成です。
作りたいテーマをいじっていくだけです。