覚書の意味も含めて、WordPressのサイトをリニューアルするにあたって、まずはローカル環境を構築する手順を記します。
ローカル環境を構築する方法はいろいろありますが、私が今回使用したのはInstant WordPressです。とっても簡単。ちょっとだけ手を加えて使いやすくする必要がありますが。
USBに入れれば、USB内でローカル環境構築もできます。
Instant WordPressをダウンロードして設置
http://www.instantwp.com/
ここから、ダウンロードして、構築したい場所に解凍し設置します。
WordPressのバージョンを最新にする
場所は「iwpserver/htdocs/wordpress」の中にあります。wp-config.php以外のファイルを差し替えます。
今回は、ログインして、最新版に更新するボタンですぐにできました。
ユーザー名は「admin」、パスワードは「password」です。wp-config.php内の変更すればパスワードなどは変更できます。
「Instant WordPress」から開かれるブラウザを変更
InstantWP.exeをクリックすると起動するのですが、使ってないIEのブラウザで開かれてしまいます。
面倒くさいので、いつも使うブラウザに変更しましょう。
「iwpserver/pms_config.ini」の中の
BrowserPath= ../system/InstantWP_GUI.exe
を起動したいブラウザの場所を指定します。
私は、chromeを使っているので、以下のようにします。
BrowserPath= "C:\Program Files (x86)\Google\Chrome\Application\chrome.exe"
こうすると次からchromeで開かれるようになります。
既存のデータベースをアップロード
既存のHPのテーマを作るには、データベースがないと出来ません。なので、今使っているデータベースをダウンロードして、アップロードします。
手順は、契約しているサーバーのMysqlAdminにログインして、必要なデータベースをエクスポートします。
するとsqlファイルができるので、
「MySQL Admin」を開いて先ほどのsqlファイルをインポートしましょう。
MySQLのユーザ名とパスワードは「root」と「空欄」です。
ここで、sqlファイルが大きい場合、インポート出来ずにエラーになります。
「Instant WordPress」のアップロードサイズを変更しましょう。
「iwpserver\server\config_tpl\php.ini」の中の
upload_max_filesize = 8M
post_max_size = 8M
memory_limit = 128M
ここのサイズをアップロードするファイルより大きい数値に変更。するとインポート出来るようになります。
既存のサイトのアップロードした画像などをコピーする
新しくテーマを作るにしても、すでにアップロードしている画像を使用するはずです。なので、その画像は事前に戻しておかないといけません。
サーバーの中の「/wp-content/uploads」をローカルの方にそっくりコピーしましょう。
かなりの年数を使用していると中身の量が半端ないと思います。私は今回3000ファイルくらい入っていました。
作りたいテーマを作る
これでほぼローカル環境は完成です。
作りたいテーマをいじっていくだけです。