スマートフォンの文字

2011年06月07日(火)

Category: IT関係, メガネのお話, 商品紹介, 目のお話

スマートフォン持っている人、どんどん増えてきましたね。
それに伴って、画面の文字が見えないといって相談される方も増えています。元々、携帯電話の時からそういうお客様はいらっしゃったのですが、スマートフォンは文字が大きくできるといって買ったが、出来るものと出来ないものがあって・・・とおっしゃる方が多いです。
本日お越しになられたお客様は、70歳超の方。スマートフォンを使いこなしている姿に感銘。近視のメガネを外しても見えにくいので、薄いカード型の簡単なルーペはないかとのこと。
スマートフォンの文字を拡大
ZEISS(ツアイス)の製品で2,415円。周辺部まで歪みが少なくスッキリ見える設計のカードタイプです。

ところで、老眼鏡とルーペの違い分かりますか?ルーペは日本語にすると拡大鏡で、字の通り文字などを拡大するものです。それに対して、老眼鏡は、水晶体の老化によって網膜上にピントの合った像がずれてきたものを、レンズの屈折で網膜上にピントが合うようにするものです。ルーペは、ピントが合っているのではなく、拡大することによってボケを感じないだけなのです。本当は、ルーペも老眼鏡などで矯正したうえで使用するともっと見やすいはずです。

老眼を感じない頃は、もちろん小さいものも見えていたはずで、老眼症状が出始めても、足りなくなった調節力を老眼鏡で補ってあげれば、若い頃と同じく見えるはずです。足りなくなった調節力を、気合と気力で我慢していると、疲れるばかりか、小さい文字は読まないようになっていくのです。

キーワードは、「足りなくなった目の調節力を補う」。