ネジの腐食

2019年06月16日(日)

Category: こだわり, メガネのお話, 修理, 商品紹介

夏が近付いてくると増えるメガネの修理依頼は、ネジの腐食によるネジの折れ込みです。

ネジが途中で折れて、レンズがポロッと外れることが多いです。
折れる前の予兆は実はあるんですが、実際使っている方はなかなかわからないと思います。

左は、ネジの頭が折れてしまった下の部分です。
右は、もう片方のネジを外してみたらこんな状態。これも折れるのも時間の問題です。

金属自体が持つ電位差による腐食がサビの原因だそうで、ネジをチタン製にすると電位差が小さくなり腐食を抑えることができるようです。
なので、ちゃんとしたフレームは、チタン製のネジを使っているものもあります。
ただ、倍以上の値段します。
1年に1回くらいメガネのメンテナンスをすれば、ネジ折れのリスクは限りなく低くなりますので、掛け具合の微調整も兼ねてご来店をおすすめします。