紫外線(UV)を避けるレンズ

2007年06月07日(木)

Category: メガネのお話, 目のお話

紫外線(UV)から目を守るには、どうすればいいか?

レンズに色の入ったサングラスをかければいいと思っている方、間違いではないですが、正解でもありません。本質的には不正解です。レンズに色を入れることと、紫外線を避けることはほとんど関係ありません。

紫外線は人の目には見えないものです。レンズに茶色の色を入れたとしましょう。それは、可視光の中の茶色の光を通しているということです。紫外線は可視光線より波長が短い光ですので、そのレンズが紫外線をカットするわけではないのです。サングラスは眩しさを防ぐためものです。

目に有害といわれる紫外線を避けるためには、UVカット加工を施したレンズを使用する必要があります。これは色とは関係ないので透明なレンズでもあります。最近のレンズは普通以上のレンズであれば、だいたい標準でUVカット加工が施されています。当店では、レンズをお選びいただく時にご説明しますが、ご購入の際は御確認されるといいかもしれません。

当店では「UVカット400テスター」というレンズの紫外線カット率を測定する機械があります。今お使いのメガネのレンズの紫外線カット率を測定することも出来ますので、お気軽にご相談下さい。