金沢マラソン2022完走記

山あり谷ありの金沢マラソン2022でした。

今回の作戦は、とにかく4時間のペースランナーについていくこと。
余裕があったら、後半あげるということでしたが、おそらく余裕はなくそのままゴールを目指すことになるだろうと予測していました。

さて、今年はグロスでもサブ4を達成したいので、第2ウェーブスタートの先頭になるように、事前に申し込みしました。
予定通り、先頭集団スタートのMブロック。
今までは、開会式などのセレモニーは、音だけの参加でしたが、Mブロックだったので、芸能人も見えましたし、雰囲気を堪能しました。

スタートして、ペーサーと並走します。気を抜くと、少し先にいってしまう感じだったので、横目で確認しながらセーブして走っていきます。
友達の声援場所も左右縫うように、確認しつつ、順調に進んでいきます。

さすが、ペーサー!上りでも下りでもほぼ一定のペースで走ります。
ハーフくらいまでは、私もかなり余裕があり、いい感じと思いながら息を整え追走します。

ただ、天気も良く、汗が頭から滴るのが気になりました。
日焼け止めを塗っていたので、それが目に入って痛かったのです。
服で拭いながら、走りすすめました。
エイドでは、毎回給水、コップ1杯だけ口に入れてすすみました。

ハーフ過ぎくらいから、汗があまり出なくなってきたので、これはやばいとそれ以降はコップ2杯取るようにしました。

28キロくらいを過ぎたあたりから、足に疲れを感じはじめ、それでも追走していきました。

30キロを過ぎ、だんだん、心拍があがっているのを確認。ペーサーから遅れないように追走していきます。少しずつ余裕がなくなってきているのを感じました。

34キロくらいから50m道路に出ます。ここが長いのです。ペーサーから遅れると心が折れてしまうと思い、結構必死でした。
残りは10キロ切ってるので、なんとか乗り切れるか?どうなのか?という感じ。
ここからは、もうメンタル勝負のような気がしてました。

37キロ付近の、県庁前のエイドで水を給水して、走り出したときに、両足の痙攣を感じます。やばい!
ふくらはぎではなく、太もも。今まで痙攣したことないところです。
必死で、ペーサーを追いかけましたが、ペースが上がらなくなりました。38キロ付近で、一旦緩めたのが最後。
痙攣がひどくなり、走り出すことができなくなりました。
その後は、歩くことしか出来ません。

体中が痛くなり、走り出そうにも力が入らなくなりました。
残り5キロは、ひたすら歩いたり、競歩のようにしたりしてゴール。

気づいたのは、歩いているとき、喉と口がカラカラでくっついて息もしずらく、脱水一歩手前だったようです。
最後のエイドではコップ6杯くらい飲みました。

残り10キロになったくらいから、余裕がなかったので、押し切れたのか、結局最後はペーサーから遅れたのかわかりませんが、おそらく遅れたのではないかと思います。
それでもサブ4はいけたんじゃないかと思います。

とにかく、残念。
残り5キロ。35キロの壁なのか。
マラソンは、ほんと難しいです。
それが、また挑戦したくなる原因なんですけど。

練習では30キロ以上走らないので、どうしたらいいのか。

最後に1キロごとのラップを忘備録として載せておきます。
見事に、38キロまでは、綺麗なラップを刻んでます。
4時間のペースランナー様様です。
自分の時計をあまり見なくてすむので、かなり楽でした。

来年の目標があったのですが、もう一度今年と同じ目標にするのか、これからの練習次第で決めていきましょう。
今年も、応援、またボランティアの方々、運営の方々、ありがとうございました。

また来年も当選しますように!