最近ますますこだわりが強くなったなぁと感じます。そして、眼鏡に限らず、モノづくりが好きなんだなぁと思います。
今日は手仕事シリーズの紹介。
昨年の「四角い穴をあける」の話が、意外に反響というかありまして、少しだけケースが増えています。私が提案してしまうのもありますが、メガネを最大限に使いこんで頂きたいという想いが大きいのです。
今回は私の提案ではなく、お客様の提案。フレーム有のレンズを、フレーム無のメガネに付けられないかというもの。遠近両用のレンズなので、特に目の位置がぴったり合わないといけませんし、簡単な作業ではありません。基本的にすべて私にお任せが多いです。
レンズの形状から手作りです。お客様の顔を思い浮かべながら、どのような形にしようかというところから考えます。すでに加工されたレンズなので、この形状からどう持っていくか。
鼻パッドの位置をあまり動かせないタイプのメガネなので、出来上がりのイメージをしながらの作業です。どこに穴をあけるか。フレーム有のレンズを無用に加工するわけですから少し小さくなることも考慮して。。
このような作業は、雑念があるといけないので、ゆっくりゆとりを持ってやるので、1時間半くらいかかったでしょうか?そして出来上がったのが上の写真。
イメージ通りに出来上がりました。
お客様は、このフレームに入ったらでいいよという感じでしたが、私にはそうではなく、入れる限りは、ピッタリでないと気がすまないのです。ちなみに今回の作業代金は頂いておりません。
なんでもできるというわけでもないので、まずはご相談下さい。可能な限り、少しでもよりよいモノになるように努力したいと思っています。