久しぶりのメガネのお話。
レンズだけを入れ替えのお客様から預かった縁なしメガネ。分解してみると、なんと穴が四角!レンズにハマる部分の金具の形が四角になっています。しかも、このメガネは遠近両用のレンズなので、少しでも歪んだりすると見えにくいものになってしまいますので、確実に目の位置に見る部分がくるように、設計して計算して加工します。
普通は穴は丸で、金具の方に爪があったりして、形が崩れないようにしています。このメガネは、穴が四角でした。めったにないケースです。
さて、どうやって加工するかというと、ドリルで丸い穴を開けます。そして、金具の四角の大きさに合うように、やすりで慎重に手で削っていくのです。この四角が傾いたりすると全体の水平が合わなくなるので、慎重に慎重に削っていきます。
ちなみにこのやすりは、40年以上前から使っている年季の入ったものです。
こうして完成した穴がこちら。穴を4つ開け、組み立ててメガネが完成しました。
1時間半かかりました^^
機械に頼らない、手仕事で加工するメガネはいいですね。完成した全体のメガネの写真は取り忘れました。
お持ちのメガネのリフォーム、お気軽にご相談下さい。
これは、芸術もんですな〜^^v
すごい高い技術だ〜。
ほんと、自分のメガネ、作りに行きたいっっ!!
私もそろそろ新しい眼鏡ほしいなり〜♪
すげーすげー。
大変そうだなぁ。
でもそういう作業、好きだよね?^^
>はなさん
四角い穴をあけるだけは、それほどでもないんだけど、穴の角度とか、全体的なフィッティングを考えて少しずつ微調整していくのが神経使います。
>みるくさん
そろそろと言わず、すぐにでも・・・(笑)
>じゅんぼさん
はい、そのとおり!好きです。難しい作業ほどやりたいです!