先日、海での度付きサングラスについての実験(度付き偏光サングラス編)。
持っていったもの。
1.度付きスイミングゴーグル
2.度付き偏光サングラス
3.度付き調光サングラス
今日は2.度付き偏光サングラスについて。
偏光とは、読んで字の如く、偏った光で、光には波長があって、そのある特定の波長だけの光を遮ったり取り出したりする光のことです。偏光レンズは、ある方向の光は通し、直交する方向の光は遮るというものです。少し分かりやすく説明すると、ブラインドの横型を思い浮かべて下さい。上や下からの光は遮り、横方向の光は入りますよね?そんな感じです。
見たいモノの周辺の乱反射光をカットして、まっすぐな光だけを取り込む。
下の3枚の写真は、上から何もない状態、遮光レンズ、偏光レンズでの見え方を写真で撮ったものです。
海やプールは、水面の乱反射がギラギラしてます。偏光サングラスを掛けると、あら不思議。
ギラギラが抑えられて、水中もかなり見えるようになります。水面の反射を抑えるだけでかなり目も楽になります。
やはり野外活動では偏光の効果が一番感じられると思います。
しかし、そのまま室内に入ると、やはり暗く感じますし、液晶画面がモヤモヤとして見にくかったり、貼り合わせの強化ガラスはまだら模様が見えたりという事もあります。
ということで、海やプールでは、度付き偏光サングラスをおすすめします。
偏光レンズ、他にも、運転の時の路面の見やすさだったり、フロントガラスの映り込みの軽減、散歩やランニング時の道路の照り返しの軽減、スキーなどの雪面の反射軽減にも、あらゆる場面でも効果を発揮します。
また別の機会にそれぞれのシーンで掘り下げたいと思います。