弱視とは、
メガネやコンタクトレンズなどの矯正をしても視力が十分に上がらない状態のことをいいます。
斜視や強い遠視など何らかの目のトラブル(屈折異常、斜視など)があると、目のピントをうまく合わせることができず、脳の視覚領域の成長が妨げられるため、視力が伸びずに弱視となってしまいます。
弱視の子どもは100人に3人くらいの割合で見られます。
(EVP資料より)
弱視であっても、0.2程度あれば、日常生活を不自由なく送ることができるので、家族も気付かない場合が多いです。
視覚の発達は6-8歳で完成するため、それ以降に治療を行っても思うような効果が出ず、一生弱視となってしまう場合が多いのです。
とにかく弱視は早期発見、早期治療が最も大切です。そうすれば、小学校入学までにほとんどが0.8以上の視力になります。
次回は子供の弱視を見逃してしまう原因について