本日は盲点のお話。
盲点という言葉、時折使ったり聞いたりすることありますよね。「盲点をつく」とか、「それは盲点だった」「・・・の盲点」などなど。この場合の盲点とは、気付かずにうっかり見落としてしまう事柄・意外に気付かない点という意味ですね。
今日は、人間の眼に存在する本当の盲点についてのお話。
以前にも光を感じる目のお話のところで書きましたが、私達は眼の奥にある網膜に写った像を感じ、物が見えるのですが、この網膜の中に一点だけ光を感じることができない部分(暗点)があります。この部分(暗点)は、目の視神経が集中している部分(視神経乳頭)で、簡単に説明すれば、網膜で感じた光の像を脳へ送る橋渡しとなる出入り口部分です。この部分がまさに盲点(マリオット盲点)なのです。この盲点には、網膜がないので視覚も存在しません。各眼の耳側約15度くらいのところにあります。
この盲点に当たる部分は光を感じないので、見えないのですが、私達は自覚的にこの盲点の存在に気が付きません。これは、網膜の中心部でだいたいのモノを見ているから、感じにくいのですが、詳しくは光を感じる目のお話をお読み下さい。
次回は、この盲点の存在を自覚できる簡単な実験を紹介をします。あなたの盲点を実感しよう編で。
盲点って場所が実際にあったのですな。。。
おどろき、というか、これはちょいと勉強になる♪
前の実験(片目ずつ、見える・見えないのやつ)はやったことがある♪
なんか、別の世界に居るような感覚になれるよね、確かにオモロかった(^m^
おろ?意外に目に毒・・・^^;?
>はなぼこさん
そうです!盲点という場所があったのです!
日頃使ってる盲点という言葉は、眼の盲点からきてるんですよ。