今日は、私達人間の白目のお話。
私達の眼の白い部分は、強膜という部分なのですが、この強膜が露出していて且つ白いという動物は人間だけだそうです。大概の動物は、黒目だけが見えるようになっています。強膜が露出していたとしても、体の色に近い色をして目立ちません。これはなぜでしょう?
これは、白目部分が見えると眼の位置がすぐに分かり、動物の場合、眼が目立つようでは身を守るためには都合が悪いのです。また、白目部分が見えると視線の方向が分かるので、次の行動が読まれたりするのです。
では、なぜ人間は白目の部分が多いのでしょう?
白目があると、眼球の動きがよくわかり、感情や行動がわかりやすくなります。つまり眼でのコミュニケーション能力が発達しているということです。目を見ただけで、嬉しそう、悲しそう、怒っている、動揺している、といった感情を読み取ることができますよね。目は口ほどにものを言うといいます。また、「目」を使った感情や行動を表現する言葉がたくさんあるのも、ここからきていると思います。アイコンタクトという言葉もありますね。
顔は笑っていても、目が泣いている場合もあります。文明の発達により、直接目を合わさないでコミュニケーションを取れることが多くなりました。しかし、相手とコミュニケーションを深く取る場合は、直接目を見て会話をするということが重要ですね。
みなさん、少し意識して目を見てみませんか?何か違う発見があるかも^^
全然意識してなかったけど、
そうなんですね!
この話すごいおもしろいです!
ふむふむ 参考になります。
確かに白目の動物とは「人間」だけだ。
自信ないこと話すときとか、目が泳いだりしてしまうよ。
>はしもとさん
見てないのに視線を感じたりするのも、視界の端に白目が見えるから目の位置がわかるのかもしれませんね。
>いけちゃんさん
ポーカーフェイスならぬポーカーアイって言葉あるんでしょうか?^^