昨日の続きです。
昔、学生の頃、水の屈折について習ったと思います。
空気と水の材質が違うので、屈折して浮き上がったように見えるあれです。
水の屈折率は約1.33なので、計算上は、真上から水中を見たときには、1メートルの深さのものは、0.75メートルの深さに見えます。つまり、1メートル先から見ると、0.75メートル先で見たのと同じ大きさに見えるということです。
水中ゴーグルを通して見る場合も、同じで、空気中から水中を見ているのと同じ状況。
この屈折率の関係で、近視の場合は、水中で見た時は、少し過矯正気味になる傾向があります。
なので、水中での見え方を重視する場合は、度付きの水中ゴーグルの度数を、普段の眼鏡の度数よりも弱めると良いです。
私は少し弱めましたが、それでちょうど良くなるので、結局老眼は残り、手元がボケてしまいました。老眼のある人は、手元の視力もカバーしようとすると度数が難しいですね。
普通に、潜る分にはそこまで気にしなくていいと思いますが、水中で、何かを操作しなくてはいけない場合もある人もいるでしょう。
今まで、そんな相談を受けたことがないので、どれくらいのサジ加減が必要かを、お風呂で実験してみました笑
その話はまた明日。