明日5月5日(水)は、祝日ですがお休みします。
ご迷惑をおかけしますがよろしくお願い致します。
あいにくの雨のようですが、子供と合う貴重な休みを過ごしたいと思います。
北陸唯一の横田流フィッティング術プラチナ認定の資格を持ち、メガネについていろんな角度から取り上げるブログ
明日5月5日(水)は、祝日ですがお休みします。
ご迷惑をおかけしますがよろしくお願い致します。
あいにくの雨のようですが、子供と合う貴重な休みを過ごしたいと思います。
昨日の続きです。
レンズと目の距離が離れ過ぎるとどのようになるかを図解してみました。
まっすぐ見るだけなら、同じところを通ります。
目線をずらすと、レンズと目の距離が遠くなるほど、中心からずれます。
これが、違和感に繋がります。
レンズの設計は、レンズと目の距離が12ミリを基準に最適化されていますので、離れると誤差が出やすくなるのです。
メガネの命はフィッティング!!
以前、当店でお買い上げ頂いたお客様が、同じ度数で、他のお店でメガネを作ったそうです。
しかし、目が回るような感じがして、度数が合っているか見てほしいと、ご相談に来られました。
調べてみると、確かに同じ度数。レンズの種類は違うかもしれませんが、それよりもフィッティングがちゃんとされていない方が問題だと判断。
レンズと目の距離が離れ過ぎているのです。
まっすぐ見るだけなら、まだましですが、目を横に向けたりすると、プリズム作用が大きく働いて、見えにくいというより両目の視線が揃えるのに負荷がかかってしまうのが大きな原因です。
特に、適正距離で掛けていた方が、長い距離になってしまうと、違和感は強く出ます。
度数が強いほどそれが大きくなります。
遠近両用も同じく。
適正なフィッティングをすることで、違和感がなくなったそうです。
メガネの命はフィッティング!!
HOYAより特別なメンテナンス不要で曇りにくいレンズ「KUMORI291」が発売されました。
https://www.vc.hoya.co.jp/products/option/function/kumori291.html
10年ほど前も、レンズ各社が曇りにくいレンズを発売しましたが、あまり売れず、フェードアウトしてしまっていました。
原因は、メンテナンスが必要であったりで、むしろ、ちゃんとした扱い方をしないと効果がでにくかったりしたので、メガネ屋さんの方が積極的に売ろうとしなかったこともあります。
新型コロナにより、マスクが日常で必須のものとなり、メガネが曇る煩わしさを軽減するためにまた各社再度挑戦する状況です。
それぞれ一長一短があります。特に一短が重要です。
これをしっかりお伝えしないと売ることは出来ませんので、ご安心下さい。
今回の「KUMORI291」は、基本メンテナンス不要のタイプです。
一短の重要な部分をサイトから持ってきました。
5/1の「王様のブランチ」でも紹介されるようです。
メガネの耳に掛ける部分(テンプル)に弾力を持たせたフレームのフィッティングは、難しくなります。
メガネを選ぶ時に、テンプルが柔らかいと、掛け心地が軽いように感じることが多く、好まれる傾向があります。
これって、フィッティングされてないメガネだからでもあります。
逆に、この柔らかさが、不安定さになったり、ゆるすぎてズレやすくなったりする原因にもなります。
例えば、このようなβチタンのフレーム。
掛けた時に、このアールが伸びた状態でしっかりフィッティングされている形状にする必要があります。
柔らかいほど、テンションが難しいです。
顔の形状によっては、柔らかいフレームをおすすめ出来ない場合もあります。
柔らかければいいというのは、間違いというお話でした。
最近は、めっきり減った、キャタラクトレンズ。
強度遠視で、レンズが厚くなるのを軽減するために、レンズの中央部分だけが膨らんでいる、目玉焼きのようなレンズです。
強度遠視ですが、+10Dくらいなので、キャタラクトレンズの中では弱いほうです。
とっても薄いでしょ?
度数が強いほど、レンズと目の位置の関係は重要です。
木曜からゴールデンウィークが始まりますね。
といっても、今年もコロナで、遠くへ出かけるのは難しいですね。
ちらほら、GW中のお休みについて質問がありましたので、お知らせします。
5月5日(水)は、祝日ですが、休業させて頂きます。
https://www.hotta-megane.co.jp/shop/trade
それ以外は、通常通り営業しています。
ご病気になられたようで、親の形見を身につけていると、守ってくれているような気がしてと、メガネをお持ちになられました。
40年くらいは経っているでしょうか。
レンズはガラスが入っていて、フレームに食いついています。
ガラスレンズを外すのにも細心の注意が必要です。
経年劣化で、フレームが割れてしまうと大変!!
温めて、レンズを外すのは危ないので、レンズを割って外すことにしました。
なんとか、形見を復活できそうで良かった。
昨晩は、フィッティング仲間とのZOOM交流でした。
フィッティングの話、レンズの話などまじめな話がメインで、良い交流となりました。
コロナで生まれた、新たな交流方法。
これは、とてもいい発見ですね。
もう少し、メガネのレンズの上下幅が欲しい場合は、下を少し伸ばして大きくすること、うちではよくあります。
イメージが出来ない場合は、イメージできるように、予備のレンズを使ってその大きさに加工してお見せしています。
イメージを壊さない程度が良いかと思います。
別料金はかかりません。