何度も書いてますが、メガネにおいて前傾角は非常に大事です。
見え心地にダイレクトに関係してきます。
女性の方に多い、耳の位置が低い方。
普通において写真を取るとイメージがつきにくいので、実際に掛けたときの横からの角度をサンプルとして作ってみました。
こうやって横から見ると、耳の位置が下がっているのがわかるでしょう。
この状態で前傾角を適正に保つには、工具で調整しなくてはいけません。
これが出来ないフレームが非常に多いので、メガネ選びはフィッティングありきで選びましょう。
北陸唯一の横田流フィッティング術プラチナ認定の資格を持ち、メガネについていろんな角度から取り上げるブログ
何度も書いてますが、メガネにおいて前傾角は非常に大事です。
見え心地にダイレクトに関係してきます。
女性の方に多い、耳の位置が低い方。
普通において写真を取るとイメージがつきにくいので、実際に掛けたときの横からの角度をサンプルとして作ってみました。
こうやって横から見ると、耳の位置が下がっているのがわかるでしょう。
この状態で前傾角を適正に保つには、工具で調整しなくてはいけません。
これが出来ないフレームが非常に多いので、メガネ選びはフィッティングありきで選びましょう。
今までスキャナーは、コンビニでコピーするような1枚1枚挟んでスキャンするものを使っていました。
これ、枚数が多いときは大変なんですよね。時間がもったいない。
ということで、少し高いですが「ScanSnap」を買っちゃいました。
メッチャ早い!!!
本のままのスキャンはできませんが、バラせば、あっという間。
今までの時間はなんだったんだろうという感じ。
一家に1台あってもいいと思います。
どんどんデジタル化して、書類を減らそうと思います。
無駄にレンズが厚くなったり、重くなったりしないように、レンズの薄さの最適化をします。
今は、フレームの形状をトレースして、レンズ発注の時に、最適化してもらいます。
パソコンの画面で、どれくらいの効果があるかも確認できます。
この一手間があるかないかで、仕上がりに差が出ます。
掛け具合が悪くフィッティング調整にご相談にいらっしゃる事がありますが、数年経ってからのフィッティングはリスクを伴います。
というのは、日常掛けていると、耳に当たる部分のプラスチックが少しずつ経年劣化して弾力がなくなります。
また、金属部分も疲労している場合もあります。
本来は、メガネを新調した時にしっかりフィッティングしておくことで、掛けているうちの歪みなどは最小限で済みます。
リスクも説明してからやります。
今年のGWも、コロナの影響でどこへ行くことも出来ず、終わってしまいました。
石川県の感染者数も、減ることなく、気を引き締めて生活していかなければいけませんね。
新型コロナウイルス感染症対策として、手洗いや検査器具のアルコール消毒を行っています。
なので、通常よりお時間がかかることがございます。
また、なるべくお客様が重ならないように、いらっしゃる時間をご連絡頂ければ、幸いです。
明日5月5日(水)は、祝日ですがお休みします。
ご迷惑をおかけしますがよろしくお願い致します。
あいにくの雨のようですが、子供と合う貴重な休みを過ごしたいと思います。
昨日の続きです。
レンズと目の距離が離れ過ぎるとどのようになるかを図解してみました。
まっすぐ見るだけなら、同じところを通ります。
目線をずらすと、レンズと目の距離が遠くなるほど、中心からずれます。
これが、違和感に繋がります。
レンズの設計は、レンズと目の距離が12ミリを基準に最適化されていますので、離れると誤差が出やすくなるのです。
メガネの命はフィッティング!!
以前、当店でお買い上げ頂いたお客様が、同じ度数で、他のお店でメガネを作ったそうです。
しかし、目が回るような感じがして、度数が合っているか見てほしいと、ご相談に来られました。
調べてみると、確かに同じ度数。レンズの種類は違うかもしれませんが、それよりもフィッティングがちゃんとされていない方が問題だと判断。
レンズと目の距離が離れ過ぎているのです。
まっすぐ見るだけなら、まだましですが、目を横に向けたりすると、プリズム作用が大きく働いて、見えにくいというより両目の視線が揃えるのに負荷がかかってしまうのが大きな原因です。
特に、適正距離で掛けていた方が、長い距離になってしまうと、違和感は強く出ます。
度数が強いほどそれが大きくなります。
遠近両用も同じく。
適正なフィッティングをすることで、違和感がなくなったそうです。
メガネの命はフィッティング!!
HOYAより特別なメンテナンス不要で曇りにくいレンズ「KUMORI291」が発売されました。
https://www.vc.hoya.co.jp/products/option/function/kumori291.html
10年ほど前も、レンズ各社が曇りにくいレンズを発売しましたが、あまり売れず、フェードアウトしてしまっていました。
原因は、メンテナンスが必要であったりで、むしろ、ちゃんとした扱い方をしないと効果がでにくかったりしたので、メガネ屋さんの方が積極的に売ろうとしなかったこともあります。
新型コロナにより、マスクが日常で必須のものとなり、メガネが曇る煩わしさを軽減するためにまた各社再度挑戦する状況です。
それぞれ一長一短があります。特に一短が重要です。
これをしっかりお伝えしないと売ることは出来ませんので、ご安心下さい。
今回の「KUMORI291」は、基本メンテナンス不要のタイプです。
一短の重要な部分をサイトから持ってきました。
5/1の「王様のブランチ」でも紹介されるようです。
メガネの耳に掛ける部分(テンプル)に弾力を持たせたフレームのフィッティングは、難しくなります。
メガネを選ぶ時に、テンプルが柔らかいと、掛け心地が軽いように感じることが多く、好まれる傾向があります。
これって、フィッティングされてないメガネだからでもあります。
逆に、この柔らかさが、不安定さになったり、ゆるすぎてズレやすくなったりする原因にもなります。
例えば、このようなβチタンのフレーム。
掛けた時に、このアールが伸びた状態でしっかりフィッティングされている形状にする必要があります。
柔らかいほど、テンションが難しいです。
顔の形状によっては、柔らかいフレームをおすすめ出来ない場合もあります。
柔らかければいいというのは、間違いというお話でした。