ヴィンテージフレームをカスタマイズ

2018年05月03日(木)

Category: こだわり, フィッティング, メガネのお話, 修理

GW連休後半に入りました。いかがお過ごしでしょうか?

とにかく、掛け心地(フィッティング)にこだわっております当店。
持ち込みのフレームももちろん可能な限り、こだわります。
おそらく20年以上(もっと経ってると思います)のヴィンテージフレームにレンズを入れて欲しいというお客様。
鼻に当たる部分が低くて、顔にくっついてしまいます。そして、目の位置も高くなってしまい、フレームが下がった状態。

切り取って、最適な位置になるように付け替えましょう。
まず、バラバラに分解。

既存の鼻パッドを切り取って、ヤスリでガリガリやります。

ペーパーをかけて、バフで磨きます。

そして、新しいパーツを取り付け。
昨年の講習で融着をさらに強固にするアイデアをゲットしたので、そのやり方を使います。

後は、お客様の鼻の形状に合わせて、もう少し微調整して出来上がりです。

調光レンズ「トランジションズ」は、透明なレンズがサングラスに変身するスグレモノ!

2018年05月01日(火)

Category: こだわり, スポーツ, メガネのお話, 商品紹介, 日常, 目のお話

GWも中休み。

レジャーだけでなく、普段使いにも威力を発揮するレンズがあります。

普段は透明、紫外線が当たるとサングラスに着色するレンズです。
調光レンズ「トランジションズ」と呼ばれています。

常に丁度よい明るさで過ごすことができ、私も重宝しております。

ニコンエシロールから、分かりやすい動画が紹介されていますので、ご覧になってみて下さい。

遠近両用でも調光レンズ「トランジションズ」にすることができます。
いつでもお気軽にご相談下さい。

耳のあたる部分の出っ張りは削ってしまえ

2018年04月30日(月)

Category: こだわり, フィッティング, メガネのお話, 修理

掛け具合を改善するための工作編。

耳にあたる部分(モダン)にもいろんな形状がありますが、下の写真のタイプ。
たまに、無駄に下に出っ張っているせいで、耳の後ろに干渉してしまい掛け具合がちゃんとならないことがあります。
なぜこんな形状にするのだろう。。。フィッティングのこと考えてないですよねー。

そんな場合は、ガリガリ削ってしまいます。
ヤスリでガリガリ、そしてペーパーをかけて、バフで磨きます。

スッキリしましたね。こうでなくちゃ。

プラスチックレンズは「酸性・アルカリ性」が苦手

2018年04月29日(日)

Category: こだわり, メガネのお話, 日常

先日「片町スクランブルナイト」でメガネの取り扱い方について話しました内容、Part5。

メガネのトラブル「酸性・アルカリ性」。

メガネが汚れた時に、思わずやりがちな事。
お風呂で洗ったり、台所で洗ったり。
レンズ面のコートが痛む原因になります。

・洗剤(台所用洗剤・石鹸・ソープ類など)
・薬剤
・化粧品・整髪料
・油
・汗
・果汁 etc

アルカリ性や酸性の洗剤などの化学薬品がレンズに付着するとレンズ面のコートがはがれたり、シミになって取れなくなったりします。
万が一付着した場合は、すぐに水洗いして拭き取って下さい。
レンズの汚れがひどい時は、専用のクリーナーをお使いになるか、中性洗剤を薄めた液で軽く洗って水でよくすすいですぐに拭き取って下さい。
専用のクリーナーを使うのが一番いいと思います。

プラスチックレンズは熱が苦手

2018年04月28日(土)

Category: こだわり, メガネのお話, 日常

先日「片町スクランブルナイト」でメガネの取り扱い方について話しました内容、Part4。

メガネのトラブル「熱」。

熱は見えないので意識というのは低い方が多いのではないでしょうか?
傷などは、想像も付きますし、見てわかりやすい。
また、熱がかかって、熱クラックがレンズ面に入っても、よっぽどひどくなければ気づかないことも多いのです。
この熱が原因で、ひどい時は蜘蛛の巣がかかったように一瞬で見えにくくなることがありますし、積み重ねで、コート膜のはがれなどに繋がるケースが非常に多い。

・車のダッシュボードの上など、炎天下の車内に置く
・サウナにメガネをしたまま入る
・メガネを熱湯で洗う
・ヘアドライヤーなどの熱風にさらす
・ストーブなど高温のものに近づける
・炎天下の砂浜に放置
・高温の料理の油がはねてレンズに付着 etc
・急激な気温差や60℃以上の高温にさらさないで下さい。

レンズのコート膜にヒビ割れを生じたり、レンズの変形や度数の変化を生じる原因となります。
レンズを透かしてみて、レンズ面に無数の細い線があったらそれは「クラック」と呼ばれる現象かもしれません。このクラックが起こるとレンズ面のコートがはがれやすくもなります。

レンズの傷をなるべく防ぐためには

2018年04月27日(金)

Category: こだわり, メガネのお話

先日「片町スクランブルナイト」でメガネの取り扱い方について話しました内容、Part3。

メガネのトラブル「キズ」。

レンズに傷をつける一番の原因は、レンズ面に、何か硬いものが擦れたりすることです。

レンズ面を下向きにして置いたりするのはやめましょう。

また、レンズにホコリ等が付いた状態で、拭くのもよくありません。
自分の洋服や、タオルなど固いもので拭くと、傷がつきやすいです。
レンズの汚れがひどい時は、専用のクリーナーをお使いになるか、中性洗剤を薄めた液で軽く洗って水でよくすすいですぐに拭き取って下さい。

黄砂など飛んでる日は、注意して下さいね。

これを気をつけるだけでも、大きなキズはかなり付きにくくなります。
キズは、コート膜のはがれにもつながります。

私は、レンズの濡らすクロスと、乾拭き用のクロスを併用しています。
ほとんどキズはつきません。

フィッティング練習会へ遠征してきました

2018年04月26日(木)

Category: こだわり, フィッティング, メガネのお話, 磨く

定休日を利用して、大阪まで、メガネのフィッティングの練習会に遠征参加してきました。

北陸でも練習会していますが、数年前までは、関西地区で開催される練習会に参加していましたので、久しぶり。

各自、克服ポイントを共有して10名の参加でした。

前半は、言葉にしながらのフィッティングをグループで。
どうしてもフィティングしているときは、意識が狭い範囲に集中してしまって、全体の意識が薄くなってしまったりします。人のフィッティングを見ることによっていろんな気付きが生まれます。とても収穫の多い練習となりました。

後半は、2人1組となって、15分の実践。その後、アドバイスを出し合って、アプローチの仕方を学んだりしました。

やはり、いろんなケースに対応するために、経験値をあげないといけませんね。
フィッテイング以外の話も共有でき、とても実りのある遠征となりました。
また、機会があったら遠征しよっと。

北陸フィッティングトレーニング会、今年第12回目開催

2018年04月24日(火)

Category: こだわり, フィッティング, 磨く

昨晩、北陸フィッティングトレーニング会、今年第12回目開催開催しました。
8名+モデルの参加。

モデルとは、フィッティングのモデルをして頂くのです。
女性の練習相手が不足しているので、モデルに参加頂いているのです。感謝!!

今回は、同じモデルを、違うフレームで2回続けてフィッティングする練習をしてみました。
1回目をどう2回目に効率よく生かせるかです。
毎回、いろんな試みをして、マンネリ化しないように工夫しています。

メガネのトラブル

2018年04月23日(月)

Category: こだわり, メガネのお話, 日常, 目のお話

先日「片町スクランブルナイト」でメガネの取り扱い方について話しました内容、Part2。

メガネのトラブル。

フリップのとおり、メガネを掛けていてトラブルはいろいろありますが、よくある3つをあげてみました。

1.掛け具合

歪んだり、レンズが外れたりという原因で不具合になるパターン。
もしくは、作ったときから、ズレるとか痛いとかちゃんとフィッティングされてない場合もありますね。

2.見え方

視力が変わったりして、見にくくなるパターン。

3.キズ、汚れ、くもり

レンズに不具合起きるパターン。
いろんな原因があります。これについて、この後詳しく説明しました。
明日以降のブログを見て下さいね^^

メガネの取り扱い方 Part1

2018年04月22日(日)

Category: こだわり, メガネのお話, 日常, 磨く

片町スクランブルナイトでメガネの取り扱い方について話しました。

メガネの取り扱い方

せっかくなので、簡単にまとめておきましょう。
文字だけじゃわかりにくいかもしれませんので、動画の方も見てみて下さい。

1.掛け方

テンプルを両手で持って開き、鼻に当たる部分を定めて、そしてテンプルを耳に掛けます。

2.外し方

両手でテンプルを持ち、まっすぐ抜くように外します。

3.たたみ方

メガネは左側のテンプルからたたむように出来ているので、左側を先にたたみます。

4.置き方

レンズ面を下にしないような向きで置く。テンプルはたたんで、逆さまに置くと一番安定します(動画参照)。

5.仕舞い方

ケースの中にメガネクロスを敷き、レンズ面をクロス側(下向き)にして入れます。
メガネを裸でポケットやかばんに入れて持ち歩くのは、変形・破損・ゆるみの原因となります。
メガネケースは、無理のない大きさで硬い素材のものが安全です

6.拭き方

レンズを拭く時は、拭く方の外側を持って、専用のメガネ拭きでそっと拭いて下さい。
拭く方の反対側を持ったり、力を入れすぎたりしますと、フレームやレンズが破損することがあります。