フィッティングに使うヒーターをもう1台設置

2017年07月04日(火)

Category: お知らせ, フィッティング, メガネのお話, 目のお話

メガネのフィッティングの時に使用するヒーター。
フィッティングルームに置いてあるのですが、お店の前の方にももう一台あると、足の悪いお客様だったり、フィッティングルームまで移動するほどでもない場合、便利だなぁと思っていました。なので、もう一台設置することにしました。

やはり便利だ^^
お待ちのお客様にこれ何ですか?と聞かれたり。

北陸にも二人目の認定フィッターが誕生!

2017年06月30日(金)

Category: こだわり, フィッティング, メガネのお話, 磨く

定休日を利用して名古屋へメガネのフィッティングの修行に行ってきました。
4月の金沢セミナーは、コーチ役だったので、2月の名古屋以来です。

セミナーに参加する目的は、お客様のどんなお顔にも合わせられるようにするための勉強です。
いろんなモデルの人をやるのも重要。同じでもフレームが変われば調整する箇所が変わってきますし、それも重要。うまくいくよりも、うまくいかない時の対処が成長の糧。参加するたびに新たな発見や、忘れていた事などがあります。面白いですね。
関東からゴールドフィッターの清水さんも遠征。いろんなところに遠征して練習したいです。



そして昨日は、ついに、北陸地区から二人目の認定フィッターが誕生しました!!!
小松のオプトパレスの森さんです。昨秋のセミナーで初めてお会いし、今年に入ってから定期的に北陸で練習会をして頑張ってきました。とっても嬉しい!他にも新たに2名の認定フィッターが。一緒に頑張ってきた人の努力が実るのは自分のことのように嬉しいです。次はシルバー認定を目指してまた一緒に頑張りましょう。
昨秋の金沢セミナーを開催するのも、念願の夢で、先生に無理やりお願いしたのがきっかけ。それから、北陸にこのような風が吹くとは想像もしていませんでした。今では、毎月2回、福井、富山からも練習会に参加して頂いてみんな頑張っています。もっともっと輪が広がって、お客様のためになるといいなぁと思っています。

北陸でのフィッティングの練習会は毎月2回やっています。コーチ役に徹してきましたが、みんなも慣れてきたので、そろそろ私も参加して勉強します。8月に金沢セミナーも追加開催されることになったので、興味ある方ご連絡お待ちしております。

メガネ選びを「片町スクランブルナイト」でやりました

先日、インターネットライブ配信「片町☆スクランブルナイト」で、金港堂の宮谷さんの「おニューのメガネを選びまSHOW!」企画をしました。

片町スクランブルナイト

事前に、視力測定をし、レンズタイプも決め、フレームも番組用に何点か絞っておきました。
ご一緒する時間が多いので、だいたいの視力状況や、どんなメガネが似合いそうとか、フィッティングする上でポイントになりそうなところなどを把握しております^^

仕事柄、お会いしている人の顔を見ながら、いろんなことを想像してます(笑)。

今回、宮谷さんのフレームを選ぶ大きなポイントとなるところは3つ。

1.フィッティング観点からは、まず鼻が高くて大きいので、ほとんどのメガネは頂間距離(目とレンズの距離)が広くなりがち。適正の頂間距離にするためには、フレームの鼻幅を広めのものをチョイスしておく。そして、クリングスの幅も広げるので調整しやすいもの。

2.目の距離や、耳までの長さが左右若干違うので、テンプル幅も調整できるフレームを。

3.遠近両用タイプのレンズにするので、レンズの天地幅は狭すぎないもの。前傾角も重要になるので、調整しやすいフレームを。

話す内容をあまり準備せずに番組に出ましたので、後で見返すと、ちょっと説明不足過ぎましたね。

補足を、、今回候補にあがったフレームのブランドは、SOLID BLUE、SyunKiwami、Amiparis、Reiz、IsoTope、Ti-feelです。フレーム選びに真剣で、フレームの紹介をするのを完全に忘れてました。
コーナー内では宮谷さんのメガネが決められず、一旦、裏に戻って決めることに(笑)。
そうするとさらにいろんな人からの意見が出て、なおさら決められなくなってしまいました。良く言えばどれも似合う!?シーンに合わせて複数持つのがオススメですが・・。
エンディングで発表ということで。つづきのエンディングはこちら。

エンディングでも決まらなそうでしたが、なんとか決定!
結局、最初からこれになりそうと思っていたものに決定しました。SOLID BLUEです^^

【ソリッドブルー SOLID BLUE】洗練されたシンプルなスタイリングだけでなく、オリジナルヒンジなど細部に至るまでこだわり抜くことで、どこか男の色気を感じさせる無骨な唯一の存在感を表現。

その後、ちゃんとプレフィッティングをして、レンズ加工をして、もう一度フィッティングして、見方などを説明してお渡ししました。来月は、その後の使用報告をする予定です。

最後に補足。
レンズタイプは、遠近両用でもいろんなタイプがあります。
それ以前に、度数がゆるやかに変わっていて、遠くから中間距離そして近くと位置によって見えるところが違うということ自体、知らない方が多いです。老眼を感じるようになると、年寄りみたいなメガネを掛けないといけないと思っているので、なかなか老眼を認めず頑張る方が多い。
そして、遠近両用でも、遠方重視であったり、中間から近距離が広めに見えるもの、パソコンから手元までが広く見えるものの大きく分けると3つあるのですが、さらに細分化されていますし、同じタイプでも設計が良ければもっと広く見えたりと、いろんな種類があるのです。それを、お客様のライフスタイルや癖や予算などからどれが良いかを提案していくわけでございます。
今回の宮谷さんは、仕事の時は、パソコンを見たり、伝票を書いたりする時間がほとんどで、それほど遠方を重要としないので、中間距離から近くが広めに見える中近タイプの中でも、遠方もまあまあ見えるレンズにしました。

プラスチックフレームのブリッジ折れの修理

2017年05月21日(日)

Category: こだわり, メガネのお話, 修理, 磨く

あらま!って感じです。プラスチックフレームのブリッジ部分が真っ二つ!今回は予備にしてたメガネの方が壊れたので、緊急性はありませんでした。予備にしておきたいので、なんとか掛けられるようにして欲しいとのことで、お預かりしました。

この状態で持ってきて頂いて良かった。よくあるのは、瞬間接着剤でくっつけてみて、うまくいかないので持ってくるパターン。とにかく、メガネは瞬間接着剤を使わないで下さい。改悪になります。
さて、どうしましょう。今までの私のスキルであれば、アセチ溶剤でくっつけて、アセチ板を添え木にするようにして強度を出してみる方法でしょうか。もしくは、最近知った、ネジをねじ込んで強度を出す方法。
とりあえず、昨年参加した時に作った修理セミナーのグループ内で助言を頂きました。なんと、ネジよりもチタン板の方が、回らないし強度も出るとのこと。なるほど!!やってみましょう。


いらないチタンのテンプルの芯の部分で、ちょうどよい太さの部分をカットします。

メッキを剥がして、ヤスリで形状を整えます。

ドリルで片側に穴をあけます。

アセチ溶剤を流し込み、内部を溶かします。そして、挿入。
もう片方も同じようにして合体!といきたいところでしたが、若干片側が斜めに入ってしまい、そのままの長さと方向で穴を開けると、突き抜けてしまうので、ちょっとカットして短くしました。

乾いたら、ヤスリをかけてバフで磨いて完成!

クリア素材なので、左右対称にしたいところでしたが、そこまでできませんでした。強度はまったく問題ありません。むしろ以前より強度あるかもしれません。
またひとつ修理技術に引き出しが増えました。
親しいメガネ仲間にいろんな技術と知識を持っている方がたくさんいるのがとても心強いです。

メガネチェーンのゴム部分の交換

2017年05月20日(土)

Category: メガネのお話, 修理

メガネチェーンのゴム部分は、経年劣化でヒビが入ってきたり、切れてしまったりします。
ゴム部分だけの交換もできます。

パーツ交換になります。

こんなのはお茶の子さいさい^^

メガネのテンプルの付け根部分の亀裂は感触でわかります

2017年05月15日(月)

Category: こだわり, メガネのお話, 修理

転んだり、ぶつけたりしてメガネの型直しの修理がよくありますが、触るだけで危険な異常を感じることができます。

たとえば下の動画。

メガネフレームのテンプルの付け根の部分が広がってしまったのですが、戻す前に、テンプルを触った感じが普通とちょっと違います。若干柔らかいというか遊びがあるというか、微妙な感覚。今回は、結構大きな亀裂が入っていたので事前にわかりましたが、ルーペで見ないとわからないような亀裂もかなりの確率でわかります。
これを気付けずに直そうとすると、なお亀裂が拡大したり、折れてしまったりすることがあります。

また鼻パッドのクリングスの異常もヤットコで掴んだ感触で亀裂やロー離れが分かったりもします。

嫌な感触があっても最小限に直さないといけない場合もあったりして、腕の見せどころであったりします。

2000個ドミノたおし

2017年05月13日(土)

Category: こだわり, プライベート

午前中は私的な時間を頂きありがとうございました。
幼稚園の行事で、お父さんと遊ぼう会がありました。早いものでもう年長なのであと1年しかなく、勝手を言いました。
今まで園庭に穴を掘って温泉を作ったり、園庭でキャンプファイヤーをしたりと面白い企画をやりました。今回は、園内を使ってピタゴラスイッチ的なドミノたおしをしました。

今日のためにいろいろと準備をしてきて、子供たちもドミノになるようないろんなモノを持ち寄って集まった数が2000個を超えました。
シーソーやスイッチ式などの仕掛けや、ドミノが階段を登ったり、すべり台を滑り落ちたり、ロケットが発射して2階へドミノが移動したり、最後は飛行機が飛び立って、反対側のドミノを倒し、クラッカーを発射させるという仕掛け。
すべて手作り。多種多様な業種のお父さんが集まればいろんなことが出来ますね。
子供たちよりお父さんたちが一番真剣になっていました。
無事、最後まで成功したときは、ちょっと感動してしまいました。楽しませて頂きありがとうございました。
次は秋にもう一回あるのでその時もわがまま言うかもしれませんが、よろしくお願いします。

使っているレンズカラーと同じ色にしたい場合

2017年05月12日(金)

Category: メガネのお話, 商品紹介

気に入っているサングラスをお持ちのお客様。
レンズに置き傷が入ってしまい、レンズを新しくしたいとのこと。

新たにレンズ交換となると、通常は決まった色の種類の中から選ぶことになります。しかし、フレームとの調和であったり、レンズカラーとお顔との調和であったりで同じ色がご希望の場合もあります。
その場合は、どうするか?もちろん出来ます!今お使いのレンズをお借りして、レンズ工場に送り、全く同じ色に染めてもらうのです。どのように色を合わせているのかは、わかりませんが、ほぼ同じ色で出来上がってきます。

今回は敢えて、濃度が薄くならずレンズカラーを引き立てるハードコート仕様にしました。裏面は、反射光を抑えるマルチコートです。


もちろん、度数対応も可能です。

フレームの亀裂の補修

2017年05月04日(木)

Category: メガネのお話, 修理

ゴールデンウィークいかがお過ごしでしょうか。街中は観光客がいっぱいいますが、地元の人が少ない。。。GWは、能登方面や近隣県のお客様がちらほらといらっしゃることが多いです。

さて、お持ちのサングラスのレンズが傷だらけになり、レンズ交換。フレームをよく見てみると、、、

んん?亀裂が!

幸い、全部は切れてないようです。切れてしまうとやっかいなので、切れる前に補修しておきましょう。
ネジを外して、

メガネフレームの素材がオプチルなので、今回はレジンで補強。隙間に流し込んで、念のため少し盛っておきましょう。硬化するまで3日寝かします。

間違っても、市販のアロンアルファは使わないで下さいね。

中村尚広氏講演「視機能の実態把握と有効なビジョントレーニング法」

2017年04月21日(金)

Category: こだわり, スポーツ, メガネのお話, 磨く, 目のお話

先日、EyeVisionProject石川は、長崎県の佐々町から、お客様の視機能を高めるために、スクールビジョンやスポーツビジョンに力を入れておられる、尚時堂の中村尚広様をお呼びして、「視機能の実態把握と有効なビジョントレーニング法」について講演頂きました。
大変興味深い内容で、あっという間の1時間半。

特にスクールビジョンの中のお話で、眼球をうまく動かせず読み書きの弱かったお子さんが、ビジョントレーニングによって、お子さんの眼力が顕著に変わり、表情も良くなっていく例がとても印象的でした。

スポーツビジョンにおいては、スポーツは、運動能力を上げるには、体力や練習も大切ですが、視機能との関係はとても重要です。見えなかったら何も出来ないわけですから。見て身体に瞬時に伝える。視力も大事ですが、動くものを追ったり、ぱっと見て状況の判断や予測などは、ビジョントレーニングによって向上することが期待できます。

大変有意義な講演でした。EVPとしてもフィードバックしていけるようにしたいと思っています。

講演の後は、EVPのメンバーと一緒に懇親会。中村先生とは専門学校時代の先輩後輩であったメンバーもいて、昔話などでも大いに盛り上がりました。今冬にまた、金沢へ来て頂くという約束を取り付けることができました。
中村先生ありがとうございました!!